不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングってどう違うのかな。
どちらも似たような仕組みなので共通点や相違点をご紹介しますね!
この記事を読んでわかること
- 不動産クラウドファンディングって何?仕組みを解説
- 不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディング・株式クラウドファンディングの違い
- どのクラファン会社の案件に投資すればいいか?
各クラファンの形式に合わせたオススメの事業者もご紹介します。
違いを知ること自分に合った投資先がきっと見つかります。
それぞれの違いを知って自分に合った投資先を見つけてくださいね
この記事を読んで、不動産クラウドファンディングに興味を持った方が、投資を始める際の参考になれば幸いです。
不動産クラウドファンディングって何?3種類の仕組みを徹底解説
そもそもクラウドファンディングってなんだろう。。
クラウドファンディングと一口に言っても不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディング、株式クラウドファンディングの大きく3種類あることをご存知でしたか?
不動産型クラウドファンディングの仕組み
不動産クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金を集め、その資金をもとに不動産投資を行うサービスです。
不動産投資型クラウドファンディング
投資家から資金を集めて不動産を取得し、得た賃貸料や不動産売買益を分配金として再び投資家に配分する投資手法
- 投資金額も1万円程度から始めることができるため、初心者でも始めやすい。
- 物件の運用・管理はクラウドファンディング事業者が行う。
- 運用で得られた家賃収入や不動産の売却利益は投資金額に応じて投資家に分配される
- 投資家は入金して分配金を待つだけでお手軽・簡単
- 運用が終了すると投資元本が返還されます
- すべての手続きがインターネット上で完結
不動産に直接投資するのが不動産クラファンなんだね。
不動産クラウドファンディングは、現物不動産投資やJ-REITなどと比べても、独自の特徴を持つ不動産投資商品です。
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、適切なサービスを選ぶことが重要です。
私が実際に投資しているオススメの事業者は以下の通り。
それぞれの始め方の記事も紹介しておきますね
COZUCHIの始め方
トモタクの始め方
(利回り不動産)の始め方
ソーシャルレンディングの仕組み
不動産クラウドファンディングと似た形式でソーシャルレンディングといった形態もあります
仕組みを簡単にご紹介しますね
ソーシャルレンディングとは
投資家のお金で、プロが投資を行う。投資家は「元本+利息」がもらえます
- 投資金額も低額から始めることができるため、初心者でも始めやすい。
- 案件の運用・管理はクラウドファンディング事業者が行う。
- 投資家は入金して分配金を待つだけでお手軽・簡単
- すべての手続きがインターネット上で完結
企業にお金を貸して利息で儲けるのがソーシャルレンディングなんだね。
私が実際に投資している代表的な事業者は以下の通り。
オルタナバンクの始め方
fundsの始め方
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株式投資型クラウドファンディングの仕組み
また、株式投資型クラウドファンディングもあります。
株式投資型クラウドファンディングとは
非上場株式の発行により、プロが投資を行う。投資家は「配当や株式売却益」などのリターンを得ることができます。
- 投資金額も低額から始めることができるため、初心者でも始めやすい。
- 様々な業種や分野の企業に出資できる
- 案件の運用・管理はクラウドファンディング事業者が行う。
- 投資家は入金して分配金を待つだけでお手軽・簡単
- すべての手続きがインターネット上で完結
株式投資型クラウドファンディングは、新規・成長企業へのリスクマネーの円滑な供給に資することを目的として、2015年5月に創設された制度です。
投資家にとっては、非上場株式の投資は、出資した企業が倒産したり、株式が売却できなかったりする等のリスクもあります。
ですが、優れた技術やアイディアを持っているが、銀行からの融資を受けるには実績が足りない未上場企業に今から伸びていく企業に投資できる魅力もあります。
代表的な事業者にはFUNNDINOやイークラウドがあります。
業界初の船舶投資ができるクラウドファンディング
また、資産分散をしたい方にオススメしたいのがマリタイムバンク。
不動産クラウドファンディングと仕組みは同じですが、投資先は何と船舶!
自分の投資した船が3Dマップで見れたりと、今大注目の投資先ですよ
マリタイムバンクの始め方
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不動産型クラウドファンディングとソーシャルレンディングの違いについて
どちらも似たような仕組みなので共通点や相違点をご紹介しますね
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングを整理しますね
• 不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金を集め、その資金をもとに不動産投資を行うサービスです。
投資家は運用期間終了時に不動産の運用益に応じた分配金と出資金の償還を受けます
• ソーシャルレンディングは、インターネットを通じてお金を借りたい人とお金を貸したい人をマッチングするサービスです。
投資家は貸付先からの利息収入に応じた分配金を受けます
• 非上場株式の発行により、プロが投資を行う。投資家は「配当や株式売却益」などのリターンを得ることができます。。
どれも似たような仕組みだね
共通点と相違点
共通点
- 少額から投資できる
- 手間がかからないこと
- インターネット上で募集・運用される
相違点
- 投資対象が不動産か融資
- 法律や規制が異なる点
- 透明性や安全性が異なる点
具体的には、以下の表にまとめました。
不動産クラウドファンディング | ソーシャルレンディング | 株式クラウドファンディング | |
資金の提供先 | 不動産の購入費用 | 企業やプロジェクトへの融資 | 非上場株式の発行 |
分配金の元 | 不動産運用によって得られた利益から分配 | 貸付金に対する利息から分配 | 配当や株式売却益 |
共同出資 | 運営会社が共同出資する場合もあり(優先劣後出資) | 共同出資することはない | 共同出資することはない |
適用される法律など | 不動産特定共同事業法に則って運営 運営会社は第二種金融商品取引業の登録が必要 |
第二種金融商品取引業に則って運営 運営会社は貸金業者登録が必要 |
金融商品取引法や会社法 |
透明性 | 物件の詳細情報が開示されることが多い 投資家は物件を選べる場合もある |
貸付先の詳細情報が開示されないことが多い 投資家は貸付先を選べない場合もある |
各企業からの案件の詳細を見極める必要がある |
安全性 | 優先劣後出資方式でリスクを低減できる場合も元本保証はないが物件価値が担保になる場合もある | 早期償還や貸し倒れのリスクがある 元本保証はなく返済能力に依存する |
流動性低い、運営会社の信頼性不透明 |
以上が不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディング・株式投資型クラウドファンディングの違いです。
不動産って目にみえる現物か、企業等への融資か投資先が大きな違いだね
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、適切なサービスを選ぶことが重要です
FP2級資格取得済の私が実際に投資した体験談はこちらからご覧ください。
不動産クラウドファンディングの案件は何故利率が高いの?
不動産クラウドファンディングの案件は何故利率が高いのかな?
不動産クラウドファンディングの案件は、一般的な不動産投資よりも利率が高いことが多いです。
利率が高いと魅力的な反面、リスクが高いのかなと感じてしまいますよね
私も最初に見つけた時は高利率で魅力的だと思う反面、何か詐欺ではないのかと疑っていました
利率が高い理由は、以下のようなものが考えられます
• 不動産クラウドファンディングは、不特定多数の投資家から少額ずつ資金を集めることで、大規模な不動産プロジェクトに参加できる投資方法です。そのため、個人では投資しにくい高利回りの物件にも投資できます。
不動産を個人で購入するには敷居が高すぎるもんね・・!多くの人から集めることで高利回りの物件に投資できるんだね
• 不動産クラウドファンディングは、運営会社が物件の選定や管理を行うため、投資家は手間をかけずに投資できます。その分、運営会社は手数料や利益分配を受け取ります。そのため、運営会社は高利回りの物件を提供することで、投資家を集めやすくなります。
多くの投資家に参加してもらうために、魅力的なラインナップに努めてくれているんだね
不動産クラウドファンディングは、比較的新しい投資方法であり、まだ法的な規制や監督が十分ではありません。そのため、各社が投資家が集まるような商品を作ろうとし、利回りも高くなる傾向があります
以上が不動産クラウドファンディングの案件が利率が高い理由です
不動産クラウドファンディングは魅力的な投資方法ですが、リスクもあります
投資する前には物件や運営会社の情報をしっかりと確認することが大切です
不動産クラウドファンディングに投資する際のリスクは?
投資初心者さんに1番に覚えてほしいことがあります
それは不動産クラウドファンディングでは、元本保証はないということ
つまり、投資したお金を全額返してもらえるという保証はないということです
不動産事業者や運用物件に何かトラブルが起きた場合や、市況が悪化した場合には、分配金が減少したり、元本割れしたりする可能性があります
そのため、不動産クラウドファンディングに投資する際には、リスクを理解しておく必要があります
以下の3つの注意点を押さえておきましょう。
リスクについて
①事業者リスク:不動産事業者が倒産したり、不正行為をしたりすることで、投資家の権利や利益が損なわれるリスク
②物件リスク:運用物件が火災や災害などで損傷したり、空室率が高くなったりすることで、収益性が低下するリスク
③市場リスク:不動産市場の需給や価格が変動することで、売却益や賃貸収入が減少するリスク
④流動性リスク:不動産クラウドファンディングは中途解約や途中キャンセルが原則できないため、投資した資金をすぐに回収できないリスク
このようなリスクを回避するためにも投資先はじっくり選びましょう
クラファン会社、いっぱいあるから迷うんだよな〜
今回私がご紹介しているクラウドファンディング会社は過去に元本割れを出したことはない会社を厳選していますので安心してくださいね
投資先を選ぶときには、気をつけるべき4つのポイント
不動産クラウドファンディングを始めたいけどどんなことに気をつければ良いかなあ
リスクを低減するためにどのような対策を取るべきなのでしょうか
投資先を選ぶときには、以下の4つのポイントに注意してください。
投資先を選ぶときには、気をつけるべき4つのポイント
投資先を選ぶ際の注意点
①不動産クラウドファンディングの事業者の実績と経営状況は安心か
②物件の情報をしっかりと確認する
③複数のサービスやファンドに分散投資する
④長期的な視点で投資する
一つずつ解説していきますね
①不動産クラウドファンディングの事業者の実績と経営状況は安心か
不動産クラウドファンディングは比較的新しい投資方法であり、まだ法的な規制や監督が十分ではありません。
そのため、運営会社が倒産したり、詐欺的な行為をしたりするリスクもないとは言い切れません
そのような事態に陥らないためには、運営会社の実績や経営状況を確認することが重要です
具体的には資本金や実績があるかどうか、信頼できるかどうかをチェックする必要があります
投資先を選ぶ際のチェック点
投資先の物件や運営会社の情報が十分に開示されているかどうか
- 設立年数や取り扱う案件数
- 資本金や売上高などの財務状況
- 取得している免許や許可
- 償還実績や延滞率
- 受賞歴やメディア掲載実績
このような情報を確認すると投資判断に必要な情報を得ることができます
また、情報開示に積極的な事業者は、信頼性や透明性が高いと言えます。
具体的には、以下のような情報が開示されているかどうかを確認することができます。
投資先を選ぶ際のチェック点
- 物件の詳細情報(所在地や築年数、入居率など)
- 運用計画や想定利回り
- 運用中の物件の状況や分配金の支払い状況
- 運営会社の財務状況や経営方針
不動産クラウドファンディングでは、投資先の物件や運営会社に何らかの問題が発生する可能性があります。そのような場合には、事業者のサポート体制が重要になります
サポート体制のチェック点
- 問い合わせ窓口や対応時間
- 問題発生時の連絡方法や対応策
- 保証制度や補償制度
今回私がご紹介しているクラウドファンディング会社は過去に元本割れを出したことはない会社を厳選していますので安心してくださいね
②不動産クラウドファンディングの物件の情報をしっかりと確認する
物件の情報もしっかりと確認することが重要です。
不動産クラウドファンディングには、様々な種類の不動産や事業があります。
例えば、居住用のアパートやマンション、商業用のビルやホテル、開発用の土地等がありそれぞれにリスクや収益性が異なります。
サービスのサイトでは、事業者や物件の詳細な情報を見ることができます。その中で、特に以下の点に注目してください。
案件の見極め方
- 出資方式:優先出資か劣後出資かでリスクや利回りが変わります。優先出資はリスクが低い代わりに利回りが低く、劣後出資はリスクが高い代わりに利回りが高いです。
- 物件情報:物件の種類や立地、築年数や建物状況、空室率や入居者情報などを確認します。物件の需要や収益性を判断するために重要です。
- 想定利回り:分配金や売却益から算出される年率換算の利回りです。高いほど魅力的ですが、リスクも高いことを念頭に置く必要があります。
不動産クラウドファンディングでは、投資先となる物件の所在地や築年数、入居者などの情報が開示されていることがほとんどです。その中から自分の投資目的やリスク許容度に合った物件を選ぶことができます。
しかし、物件の種類や数が少ない場合は、選択肢が限られてしまいます。そのため、できるだけ多くの物件を取り扱っている事業者を選ぶことが大切です
結構利回りに目が行きがちだけど案件も見極めないといけないね
③複数のサービスやファンドに分散投資する
次に、複数のサービスやファンドに分散投資することも大切です。
不動産クラウドファンディングは、元本保証がないため、事業者や物件に何かトラブルが起きた場合や市況が悪化した場合には、元本割れする可能性があります。
そのため、一つのサービスやファンドに集中投資せずに、複数のサービスやファンドに分散投資することで、リスクを軽減することができます。
また、分散投資することで、様々な種類の不動産や事業に投資することができます。
例えば、居住用と商業用、キャッシュフロー型とキャピタルゲイン型などです。それぞれに市場動向や収益性が異なるため、分散投資することで安定した収入を得ることができます。
④長期的な視点で投資する
不動産クラウドファンディングは、中途解約や途中キャンセルが原則できません。
つまり、投資したお金をすぐに回収できないということです。運用期間は約1年から5年程度ですが、延長される可能性もあります。
そのため、不動産クラウドファンディングに投資する際には、長期的な視点で投資することが必要です。
そうすることで、不動産市場の変動に左右されずに、安定した収益を得ることができます。
以上の3つのポイントを参考にして、自分の目的やリスク許容度に合った投資先を選んでくださいね
不動産クラウドファンディングは、少額から始められる手軽さや高利回りの魅力がありますが、それだけにリスクもあります
投資を始める前には、正確な知識を持つことが何よりも重要です。
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
これらのリスクを軽減するためには、以下のような対策を取ることが重要です。
不動産クラウドファンディング各社のまとめについて
次に、私が実際に登録した不動産クラウドファンディング・ソーシャルレンディングの特徴をご紹介します
事前入金 | 最低金額 | メリット | デメリット | |
COZUCHI | 不要 | 1万円 | 利回りが上振れる可能性がある | 人気案件が多くなかなか出資できない |
TOMOTAQU(トモタク) | 必要 | 10万円 |
キャンペーンが豊富 |
人気案件が多くなかなか出資できない |
(利回り不動産) | 不要 | 1万円 |
最大4000円分もらえるキャンペーン実施中 |
成長過程にある企業 |
Funvest | 不要 | 10万円 | 大手2社が運営元のため信頼度の高い | 利回りが低め |
オルタナバンク | 必要 | 1万円 | オルタナティブ投資ができる | ファンドの種類が多く見極めが必要 |
Funds | 必要 | 1円 | 1円から出資できる | 利回りが低め |
マリタイムバンク | 不要 | 1万円 | 業界初の船舶投資ができる | 船舶投資のため独自のリスクがある |
クラファン会社は他にもたくさんありますが現在私が登録している会社を紹介しています
どの会社も今まで元本割を起こした案件がないことを確認していますので安心して選んでくださいね
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディング・株式投資型クラウドファンディングの違いまとめ
この記事では不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディング、株式投資型クラウドファンディングの違いについて、初心者でも分かるように資金調達の対象、資金提供の形式、投資家のリターン、法令や規則、リスクなどの観点から比較しました
最後にオススメの事業者をまとめてご紹介します。
最近にわかにクラファンブームがきていると感じています。
新しいことに挑戦するのは確かに勇気がいるけどきちんと調べると魅力的だな。
今回ご紹介しているオススメの不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディング、株式不動産型クラウドファンディングの違いを知って、自分に合う投資先を見つけましょう。
皆始める前にあなたも乗り遅れないで。
開設したら投資も実行しましょうね。もうすぐ始まる新NISAを前に資産を少しでも増やしておきましょう。
これらのクラウドファンディングは、それぞれにメリットとデメリットがありますので、投資をする前には、自分の資金の状況やリスク許容度に応じて、適切なサービスを選ぶ必要があります。
クラウドファンディングは、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める仕組みであり、新しい投資の形として注目されています。
クラウドファンディングに興味がある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
この記事を読んで実際に行動するかどうかはあなた次第です
ぜひ、あなたも初めてみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました